損益分岐点 計算
固定費10,000、単価25、変動費15なら1個あたりの限界利益は10で、損益分岐点は1,000個、売上高は25,000です。
使い方
- 期間の固定費、1個あたりの販売単価、1個あたりの変動費を入力します。
- 損益分岐点の販売数量(整数に切り上げ)と、正確な値、損益分岐点売上高を確認します。
- 必要なら目標利益を入れると、それを達成する数量と売上高も表示します。
計算方法
1個あたり限界利益 = 販売単価 − 1個あたり変動費。限界利益率 = 限界利益 ÷ 販売単価。
損益分岐点販売数量 = 固定費 ÷ 1個あたり限界利益。商品は1個未満では売れないので、表示する数量は次の整数に切り上げます。正確な値も併せて表示します。
損益分岐点売上高 = 損益分岐点販売数量 × 販売単価。これは 固定費 ÷ 限界利益率 とも等しくなります。
目標利益を達成する数量 = (固定費 + 目標利益)÷ 1個あたり限界利益。これも切り上げます。
販売単価が変動費を上回らないと、売るたびに赤字か利益ゼロになるため損益分岐点はなく、エラーを表示します。
計算例
金額は同じ通貨の数字として扱います。最後の列は、固定費と目標利益をまかなうのに必要な整数の数量での売上高です。3つ目の例は目標利益5,000を加えています。
| 固定費 | 単価 | 変動費 | 限界利益 | 正確な数量 | 整数の数量 | 売上高 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 10,000 | 25 | 15 | 10 | 1,000 | 1,000 | 25,000 |
| 10,000 | 30 | 18 | 12 | 833.33 | 834 | 25,020 |
| 10,000 | 25 | 15 | 10 | 1,000 | 1,000 | 37,500 |
用語
- 固定費は、期間中にいくら売っても変わらない費用です。家賃や給与など。
- 1個あたり変動費は、作ったり売ったりするたびに増える費用です。材料費や包装費など。
- 1個あたり限界利益は、単価から変動費を引いたものです。1個売るごとに固定費の回収にあてられる額です。
- 限界利益率は、限界利益を単価で割ったものです。
このモデルの前提
この計算は、商品が1種類で、単価と1個あたり変動費が一定であることを前提にしています。値引き、数量に応じて段階的に増える費用、複数商品の組み合わせは、それぞれ別に計算が必要です。
よくある質問
なぜ数量を切り上げるのですか?
端数のある正確な数量でちょうど損益ゼロですが、実際の販売数は整数です。切り捨てると損益分岐点にわずかに届かないので切り上げます。正確な値は結果の下に表示します。
固定費には何が入りますか?
期間中の販売数量に関係なくかかる費用です。家賃、保険料、給与などが当てはまります。材料費のように1個売るごとに増える費用は変動費です。
限界利益率から何がわかりますか?
売上のうち変動費を引いて残る割合です。40%なら、売上100ごとに40が固定費と利益にあてられます。
単価と変動費が同じだと結果が出ないのはなぜですか?
その場合、1個売っても固定費の回収にまったく役立たないので、どれだけ売っても損益分岐点に届きません。単価を上げるか変動費を下げてください。
どの通貨でも使えますか?
使えます。金額の欄はすべて同じ通貨にそろえ、記号をつけずに数字だけ入力してください。