キーボードのチャタリングチェック
キーを離してから40ms未満で同じキーがもう一度押されると、キーボードのチャタリングの疑いとして表示します。意図した押し直しは、たいてい80msを超えます。
使い方
- テスト領域を一度クリックしてフォーカスを置きます。ページ内の別の入力欄に打ったキーは記録されません。
- 怪しいキーを1回押し、完全に離して1秒ほど待ちます。これを20〜30回くり返し、次のキーへ進みます。
- 表を確認します。疑い回数があるキーは、離したあとに基準時間以内でもう一度押されたことがあります。
- もっと厳しく、またはゆるく見たいときは基準時間を変えます。やり直すにはリセットを押します。
計算方法
すべてのkeydownとkeyupについて、ブラウザのタイムスタンプを記録します。キーを押し続けるとkeydownが繰り返し届きますが、この繰り返し入力は無視します。
間隔は、キーを離してから同じキーをもう一度押すまでの時間です。基準時間(初期値40ms)より短いものをチャタリングの疑いとして数えます。人が同じキーをそれほど速く離して押し直すことはまずないためです。基準時間とちょうど同じ値は数えません。
押下時間は、1回の入力でkeydownからkeyupまでの時間で、キーごとの平均を表示します。普段どれくらい押しているか、早く離れてしまうキーがないかの手がかりになります。
結果は目安で、ハードウェアの診断ではありません。同じ文字を続けて打つ速いタイピストは、故障がなくても短い間隔が出ることがあります。
キーボードのチャタリングとは
チャタリングは、キーを1回押しただけなのに2回以上の入力として認識される不具合です。すり減ったり汚れたりしたスイッチ内部の金属接点が、落ち着くまでの一瞬跳ね返ることで、キーボードが「閉じる、開く、閉じる」と読み取ってしまいます。文字が重なって入力される、スペースが2回入る、押し続けているのに途中で切れる、といった形で現れます。
キーボードのファームウェアは、短いデバウンス(待ち時間)でこの跳ね返りを取り除いています。スイッチの劣化や、液体・ほこりによる損傷で跳ね返りがその待ち時間より長くなると、チャタリングとして目立つようになります。
チェックのやり方
- 怪しいキーを、1秒に1回くらいのペースでゆっくり20〜30回押します。このペースで印がつけば、本当に故障している可能性が高いです。
- 二重に入力されると感じるキー、たいていはよく使うキーから調べます。
- キーキャップの端を押したり、力を変えたりしてみます。すり減ったスイッチは特定の角度でだけ不具合が出ることがあります。
- チャタリングしていたら、キーキャップの下をエアダスターで掃除し、別のキーボードと比べます。スイッチ交換ができる製品や保証期間内なら、交換も検討します。
間隔の読み方
| 次の入力までの間隔 | 意味 |
|---|---|
| 20ms未満 | 人間ではなく接点の跳ね返りの可能性がほぼ確実 |
| 20〜40ms | チャタリングの可能性が高い |
| 40〜80ms | チャタリング、またはとても速い押し直し。くり返して確認 |
| 80ms超 | 意図した通常の2回目の入力 |
よくある質問
基準時間はどれくらいにすればよいですか。
初期値は40msです。ほかのオンラインのチャタリングテストでは45msや80msといった基準も使われています。低くすると明らかな故障だけが見つかり、高くすると軽いチャタリングも拾えますが、わざと速く押した入力まで印がつくことがあります。40msでも印がつき続けるキーは、故障の可能性がかなり高いです。
キーに一度だけ印がつきました。故障ですか。
1回だけなら、速い重ね打ちや指の滑りかもしれません。ゆっくり1回ずつ押すテストをもう一度やってみてください。ゆっくり押しても同じキーに何度も印がつくなら、スイッチの故障が疑われます。
矢印キーやTab、F5が動きません。
テスト領域にフォーカスがある間は、スクロールやショートカットの邪魔が入らないようにキーの通常の動作を止めています。Tabでは領域の外へフォーカスを移せます。領域の外をクリックすると、キーはいつも通り動きます。
ノートPCやスマホのキーボードでも使えますか。
ノートPCのキーボードは通常のキーボードと同じように使えます。スマホやタブレットの画面キーボードはキーイベントが安定して届かないため、物理キーボードをつないでください。Fnや多くのメディアキーはウェブページに届きません。
サーバーに何か送信されますか。
いいえ。時間の計算はブラウザの中で行い、ページを離れるまでメモリにだけ残ります。それでも、パスワードは入力しないでください。