サブネット計算
192.168.1.10/24 はネットワーク 192.168.1.0、マスク 255.255.255.0、ホスト 192.168.1.1〜192.168.1.254(使えるのは254個)、ブロードキャスト 192.168.1.255 です。/26で分割するとサブネットは4個になります。
使い方
- 192.168.1.10/24 のようにプレフィックス長を付けるか、192.168.1.10 255.255.255.0 のようにマスクを付けてIPv4アドレスを入力します。
- ネットワークアドレス、ブロードキャストアドレス、ホスト範囲、使えるホスト数、マスク、ワイルドカードマスク、2進数表記を確認します。
- ネットワークを分割するには、結果の下でより長いプレフィックスを選びます。表に各サブネットとホスト範囲が並びます。
- IPv6は 2001:db8::/48 のようにプレフィックス長を付けて入力すると、先頭と末尾のアドレス、アドレス数を表示します。
計算方法
/Nのマスクは先頭のNビットが1です。ネットワークアドレスはIPアドレスとマスクのAND、ブロードキャストアドレスはネットワークアドレスとワイルドカードマスクのORで、ワイルドカードマスクはマスクを反転したものです。
1つのブロックには2の(32 − N)乗個のアドレスがあります。通常のサブネットでは先頭がネットワークアドレス、末尾がブロードキャストアドレスなので、使えるホスト数は全体から2を引いた数です。
/31はアドレスが2個で、ネットワークアドレスもブロードキャストアドレスもありません。RFC 3021はポイントツーポイント接続で両方をホストに使うことを認めているので、使えるホスト数は2と表示します。/32はアドレス1個なので1と表示します。
IPv6も128ビットで同じ考え方です。ネットワークプレフィックス、ブロックの末尾アドレス、アドレス数(2の(128 − N)乗)を表示します。IPv6の分割やアドレス種別の表示はしません。
よく使うプレフィックス長
プレフィックスが1ビット増えるごとにブロックの大きさは半分になります。使えるホスト数は全アドレス数からネットワークアドレスとブロードキャストアドレスを引いた数で、/31と/32は例外です。
| プレフィックス | サブネットマスク | アドレス数 | 使えるホスト数 |
|---|---|---|---|
| /8 | 255.0.0.0 | 16,777,216 | 16,777,214 |
| /16 | 255.255.0.0 | 65,536 | 65,534 |
| /20 | 255.255.240.0 | 4,096 | 4,094 |
| /22 | 255.255.252.0 | 1,024 | 1,022 |
| /23 | 255.255.254.0 | 512 | 510 |
| /24 | 255.255.255.0 | 256 | 254 |
| /25 | 255.255.255.128 | 128 | 126 |
| /26 | 255.255.255.192 | 64 | 62 |
| /27 | 255.255.255.224 | 32 | 30 |
| /28 | 255.255.255.240 | 16 | 14 |
| /29 | 255.255.255.248 | 8 | 6 |
| /30 | 255.255.255.252 | 4 | 2 |
| /31 | 255.255.255.254 | 2 | 2 |
| /32 | 255.255.255.255 | 1 | 1 |
プライベート・特殊用途のアドレス範囲
次の範囲はIETFが予約しており、インターネット上ではルーティングされません。入力したアドレスがいずれかに含まれる場合、計算機はその種類を表示します。
| 範囲 | 用途 | 定義 |
|---|---|---|
| 10.0.0.0/8 | プライベートネットワーク | RFC 1918 |
| 172.16.0.0/12 | プライベートネットワーク | RFC 1918 |
| 192.168.0.0/16 | プライベートネットワーク | RFC 1918 |
| 100.64.0.0/10 | キャリアグレードNAT用の共有アドレス | RFC 6598 |
| 127.0.0.0/8 | ループバック | RFC 1122 |
| 169.254.0.0/16 | リンクローカル(自動割り当て) | RFC 3927 |
| 224.0.0.0/4 | マルチキャスト | RFC 5771 |
ネットワークの分割
より長いプレフィックスを選ぶと、ネットワークを同じ大きさのブロックに分けられます。/24を/26で分割するとアドレス64個のサブネットが4つでき、それぞれ使えるホストは62個です。表には最大256個のサブネットを表示し、それより多い場合は総数を示します。
よくある質問
/24で使えるホストが256ではなく254なのはなぜですか?
ブロックの先頭はネットワーク自体を表すアドレス、末尾はブロードキャストアドレスなので、どちらもホストに割り当てられません。256から2を引いて254です。
/31と/32はどうなりますか?
/31はアドレス2個でポイントツーポイント接続向けです。RFC 3021により両方をホストとして使えます。/32はアドレス1個で、単一ホストやループバックに使います。どちらも独立したブロードキャストアドレスはありません。
ワイルドカードマスクとは何ですか?
サブネットマスクの全ビットを反転したものです。255.255.255.0なら0.0.0.255になります。ルーターのアクセスリストやOSPFのnetworkコマンドでマスクの代わりに使われます。
ネットワークアドレスではなくホストのアドレスを入れたら?
マスクを適用して、そのアドレスが属するネットワークを表示します。192.168.1.10/24 と 192.168.1.200/24 はどちらも同じネットワーク 192.168.1.0/24 になります。
010.1.1.1 のような入力がエラーになるのはなぜですか?
先頭の0を8進数として読むシステムがあり、別のアドレスになってしまうためです。この取り違えを防ぐため、0〜255の10進数を先頭の0なしでのみ受け付けます。
IPv6のサブネット計算はできますか?
基本的な情報だけです。ネットワーク、末尾のアドレス、アドレス数を表示します。IPv6のサブネット1つは通常/64で、/48には/64が65,536個入ります。